電脳マヴォ・スタッフBLOG:小形克宏:

シンポジウム「マンガ批評/研究の転換期―1995年、『マンガの読み方』の成立過程とその時代」に参加します

小社の竹熊健太郎と小形克宏も参加した幻の著作、「マンガの読み方」(別冊宝島、1995年)についてのシンポジウムが開催されます。詳しくはこちらのページをご参照ください。

『マンガの読み方』(宝島社、1995年)の刊行から22年。マンガ表現の原理をわかりやすく説明し、マンガ批評/研究に決定的な転換をもたらしたとされる本書は、しかしながら、その後いちども再版されることがありませんでした。そのため今日では、もはや入手することさえ困難な、なかば伝説的な書物となっています。
最終的な7名の執筆者のほかにもおおくのひとびとが定期的につどい、約1年半ものあいだあつい議論がかわされていたと伝えられます。「マンガ表現の百科全書」(瓜生吉則)ともよばれることになる本書は、いかなる時代背景のもとにうみだされたのか。また、それぞれの役割分担はどのようなものであったのか。そしてその今日的意義とは何か。
残された制作資料(夏目氏保管分の約250点:約1500枚の紙資料および2本の録音テープ)と、主要メンバーの証言をもとに、マンガ批評/研究の過去・現在・未来を再考します。