竹熊健太郎編集のマンガサイト「電脳マヴォ」運営

竹熊健太郎のめざす「新しいWEBマンガ」

ⓒ 羽生生純

私は2003年(平成15年)から東京の多摩美術大学で「漫画文化論」という漫画史・アニメ史の講義を行なっており、受講生全員に「課題」としてマンガを描いてもらっています。雑誌編集者からキャリアを始めた私は、多くのマンガ家志望者と接することが「宝の山」に思えてなりませんでした。

もしも、私がどこかのマンガ雑誌の編集者だったら、確実にその何人かをデビューさせていたと思いますが、メディアを持たない私としては、ただ評価するだけで、みすみす才能を逃してしまうことを残念に思っていました。「マヴォ」を創刊した理由のひとつが、「竹熊が見つけた若い才能を世に紹介する」というものです。始めは同人誌からスタートし、WEBマガジン「電脳マヴォ」へと場を移しました。

いまのマンガは作家が本当に描きたいものを描いているのでしょうか。「電脳マヴォ」で、竹熊は作家として、または編集者として思いつく限りの実験をしていこうかと考えています。「電脳マヴォ」にご期待ください。